artist:cornelius title:fantasma label:trattoria
かつてFlipper's Guitarという、儚くも無意識にある種の文化を作り上げてしまったバンドの片割れ小山田圭吾のソロ。trattoriaからの3rd album。
普通に、それもごく普通に、ボクラが現代未だ登りきれてない塔を90年代におっ建ててしまった、奇跡的な作品です。全体の実験的姿勢、曲のデザイン、スリーブのデザインにしても、「懐古主義」と揶揄するまでもなく受け入れるべきものは沢山注ぎ込まれている。
メインがpopだとしても、rock、garage、metal、folk…、いろんなスタイルが垣間見えて、音だけでも十分カラフルな感じ。白黒イメージのrock'n roll〜garage rockをあざ笑うかのような、このfunnyでドタバタでヘッタクソな独りコーラスとかは、idealよりも確実にrealに接近していて、かつ白昼夢のLSDである。
つっても作為的なんだろうな。
james iha / let it come down
artist:james iha title:let it come down label:virgin records
元smashing pumpkinsのギタリストであるjames ihaが、smashing pumpkins活動中の98年にリリースしたソロアルバム。
「smashing pumpkinsでの活動中」に対する反発なのか、轟音の片鱗は一切なく、優しすぎる曲でアルバムは満ちている。曲自身も人肌のぬくもりに例えられるような、オーガニックで気持ちの良いハーモニー、サスティンが全身を包んでくれます。
本人自身、歌や声に自信があるわけではないらしいけど、このセンスはなんだろう。この素朴な暖かさ、切なさは簡単に日常に溶けて、ボクラが目に見てる風景や出来事を柔らかくしてくれる。全てがslow downして、綺麗になってしまう、表現しにくいけどそんな感じ。
湯川潮音さんのライブにもゲストで出たことがあるとか。
で今日の日記。
えーと、朝起きて、寝たら、汗でビチョビチョで、母校でお茶してたらハルナがいて、喋って、帰って、京成電鉄に乗って、jrに乗り換えて、渋谷へ行った。
渋谷club crawlについて、出演希望出して、ライブ見て、1、4、5番のバンド(特にwolf)が良くて、あっきぃが泣いて、清算が長引いて、ヒカル君と話してたら、いつの間にか帰られてて、追いついた。
終電がなかったから、新松戸へ行って、たくちゃんのオデッセイに乗って、すきやで飯食って、自宅まで送ってもらった。
有難うございました。