sox diary

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仕事の出来ないヒト。

朝まで生テレビにて、竹中平蔵氏の発言が ネット上で炎上しています。

tr.twipple.jp

日本の社会にて、正規雇用のスタッフを解雇するのは、とても難しいと言われています。

www.ozoralaw.com

あんた仕事出来ないからクビね、ってのは不可能。

先ほどの竹中平蔵氏の「首を切れない社員なんて雇えないですよ普通」という発言に対し、悪魔だ!とか批判的なコメントが多く寄せられているのですが。

 

先ず、正規職員の解雇規制が緩められた場合、「悪魔だ!」とか「ヒトをモノとして扱うな!」とか言っている方々は、自分らが真っ先に切られるとお考えなのかしら。

もし切られるとおもっているのだとしたら、自分は切られると判断される程度の貢献しかしていないと認めているようなもんです。

 

そして、経営者は解雇し易くなったとしたら、逆に採用し易くなります。

やべぇ奴雇っちまったなぁと思ってすぐ解雇できるという事は、採用リスクが下がる事になり、雇用流動性の向上になるからです。

 

最後に自分の父の事を考えます。

ボクには大手ゼネコンの地方の営業所の課長補佐をしていた筈で、もう引退して長い事たっている父がいます。

実家で独り暮らしで、こないだの集まりの際に姉家族と我が家族の予定調整がグダグダで、結果的にはこちらが全部段取りを決めました。

姪っ子のプレゼントにしても、(どういう不備があったのか良く分かりませんが)本人の希望を汲み取らずに一方的に判断して、実際渡す際にはちょっと喧嘩になり父が「プレゼントってのは渡す方が決めるもんでしょ」とまくし立てる一時がありました。

その上、プリンタの不具合が良く分からずボクに任せ、アウトルックとメールアドレスアカウントの連携がうまく組めずにボクに任せ、問題の解決を放棄していました。

といった感じで、集団の予定調整も出来ず、先方のニーズ汲み取りも出来ず、自分の身の回りの機器も扱えない父が、大手企業にてそれなりの役職でそれなりの報酬を得ていた筈となります。

という事は、世の中の組織の中で、利益分配に問題が発生しているところが殆どなのではないでしょうか。

何が言いたいかというと、年長者の所為で報酬バランスがおかしくなってしまっているのを、雇用流動性の名の下に是正されるシステムを作る事が出来るようになります。

批判されている方々は、そのチャンスを放棄するという事でしょうか。