sox diary

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読書。

前職は自転車通勤だったので、通勤中は読書が出来ませんでした。

ところが今の仕事では、間に2回の乗り換えを挟みますが、計1時間程度の電車通勤となり、通勤時の読書が可能となりました。

と言っても基本的に出勤時は辛い眠い嫌だしんどいと、負のエネルギー全開で電車に乗っている為、読書できずにひたすら目を瞑っています。

30分確実に座れる上に、朝はとても眠いので仕方ないですね。

帰りはほぼ座れないですし、もう眠いとか眠くないとかどうでも良くなるので、ここで読書タイムです。

ちょっと前までは早坂隆氏著の「世界の日本人ジョーク集」と「続・世界の日本人ジョーク集」を読んでいました。

世界から日本がどんな風に見えているのか、また様々な国とどういった関係にあるのか、ジョークを通して俯瞰してみるという本でして、とても興味深かったですね。

世界の状況は時事的なものなので、ちょっとお話が古いものになってはしまうのですが。

そして今日読み終わったのは、時の総理大臣麻生太郎氏著の「とてつもない日本」。

あれだけ非難・批判されるヒトがどんなことを考えているのか、この本から読み取れることが出来るかしら、という感じで手に取ってみましたが、何かとネガティブに陥りやすい日本社会を、とても過去も未来も含めてポジティブに論じている一冊でした。

この国に暮らしていると、何かと自ら卑下しなければいけない精神を、いつの間にやら叩き込まれる気がします。

特に教育と労働で。

そこを、この国が今まで世界に対してどのように働きかけてきたかを知って、自信をもって踏み出していこうという話ですね。

勿論誰だって過去の失敗や後ろめたいものやら、沢山抱えてネガティブに嵌ってしまう事があるでしょう。

ボクなんかはその典型でしょっちゅうネガティブ沼にズブズブ嵌っていますが、嵌り込んで行動せずに時間を費やすよりは、行動を積み重ねて何かしらを獲得して次に繋げる事を良しとするように、考え方を矯正しています。

ネガティブがそんなに大事なら大事にすりゃイイけど、そうじゃないでしょ?ってな話ですね。

兎も角、麻生太郎氏の考えを得ようとして読んだ筈が、結局この本でも世界から見た日本という知見が増えましたね。

それはそれでイイことです。

次は何を読もうかしら。