空気を読む能力ってのはコミュニケーション能力に同じ。
相手の表現したいことを理解し、またその場の雰囲気に合わせて、利害の一致がとれるであろう出力をすることだと思う。
「TPOをわきまえる」という言い方もありか。
状況を判断するにあたり、様々な因子がそこにはあるわけだ。
過去の経験から未来の予測、その場のニーズ、算出される利益とコストやらなんやらを演算し、もっとも効果的な結果を出すこと。
頭がイイヒトは常にそれを実践しているってことか。
だったら理論的な正しさってのは役に立たないと。
たとえば、人口が増えすぎたので土地辺りに沢山のヒトが住めるように高層マンションを沢山建てるとしたら、地域の日照権とか災害時の対策とか、あと建物を建ててもヒトが住んでくれないと採算がとれないとか、交通の便がどうかとか、問題がやたら発生すると。
人口増加問題に関してより沢山のヒトが住める建物を建造するのは理論的に正しい。
しかし環境(自然環境としての環境ではなく)に関してより沢山のヒトが住める建物を建造するのは理論的に正しいというのは難しい。
ここでジレンマが発生してしまう。
だから空気を読む能力を使って適した交通の便を持つ適した地域に適した高さ・広さの建物を建てた結果が、今のアナタの住まいだったりしたりしないわけです。
ここで「今人口増加問題なんか起こってないじゃん。むしろ人口増加率さがってるし」とかって思ってしまったら、空気を読めてないことになると思う。
主題を見失っているから。
はー上手い文章かけねーな。
もちろん全てのニーズに応えるなんて不可能に決まっているのだから、対象とする集団の中から自分の提案するスタイルと相性があう個体数が、スタイルを提案するコストを支払う程に値するほど大きくニーズもあるなら、そのスタイルを提案すべきだってのが理想のビジネスではあるんだと思うんですが。
独りよがりでは無理ってことか。
むずがゆい。