友人が「金持ちが自分の子供の教育に金を注ぎ込むのは全く悪いことだと思わん」みたいな事を言っていたのを思い出す。
投資ってのは、所謂「資本を会社に投入する」なんて意味でなくもっと広い意味で重要だと思う。
水と肥料をやらなきゃ鉢植えの木は育たない。
商売に関して、誰しもが「イイモノをできるだけ安く手に入れたい」と考えるだろうし、ボクだってそう考える。
しかしその結果、誰しもが損をしてしまう構図を思い描いた。
その企業の商品あるいはサービスにたいして対価を支払うことは、その企業に少なからず投資することになる。
バアサンがやっている駄菓子屋に小学生がガムを買いに来た場合、駄菓子の製造・販売元、駄菓子屋のバアサンに対して小学生が資本を投入したことになる。
その資本を元に駄菓子の製造元はより美味しい駄菓子を製造するだろうし、駄菓子の販売元はより美味しい駄菓子の製造元と連携をなすし、駄菓子屋のバアサンもより美味しい駄菓子を売ることができるようになるだろう。
投入された資本によって、企業はよりイイ商品・サービスを提供することができるようになる。
資本を投入した消費者は資本を投入したことによってよりイイ商品・サービスを享受することができるようになる。
ってのは経済学を少しも知らないボクでも想像がつく至極当然の循環。
で、その考えを突き詰めれば「イイ商品・サービスを供給する企業が供給する商品・サービスを購入することでその企業に投資すれば、さらによりイイ商品・サービスを享受することができる」ということになる。
ラブコールがそれに応えようとする何よりもの原動力となる。
何が言いたいかっていうと、欲しいものを安く買おうとするなって事。