sox diary

sox diary

マリオの死を軽視する。


 歯の詰め物が出たり入ったり、soxです。
 今の今まで、一体何万人という愛すべきマリオ(任天堂の)がこの世での死を遂げた事でしょう。
 この世で最もその生命の価値を軽視された存在として、彼に哀悼の意を称えましょう。
 そしてこの瞬間も世界のどこかでマリオは死んでいるのです。
 ボクラは彼の死を無駄にしていけません。
 そうしてマリオは明日も跳躍するのです。
 幾多の屍を超えて。
 あ、クリボーとかの方がもっと死んでるじゃん。


 今日はちょっと本業の仕事を進めてから、古いヒトとあう約束をしていたので秋葉原へ向かいました。
 秋葉原駅を降りて電気街へ向かうと、ヒト、ヒト、ヒト。
 日曜日の秋葉原という事で、表参道と明治通りの交差点のようにヒトまみれの街並が目の前に広がっているのでした。
 しかもその雑踏の中には、様々な衣装に身を包む妖精たちが舞い踊り、それらを崇めるがごとく魑魅魍魎共が群がるのです。
 ボクも混じって刹那を電子写真機に収めようと試みたのですが、電子写真機の画面が北国の雪原のように真っ白く染まり、その何物をも捕らえることが出来ませんでした。
 要するにデジカメの調子がおかしいと。
 だから写真撮れなかったと。
 あぁ残念。
 だから電撃15年祭の写真でも載っけよう。

 メディアワーク出版のgunslinger girlという漫画の作者、相田裕氏の直筆サイン付きパネル。
 gunslinger girlはアニメでも放送され、gameとかも出ている。

 物語序盤で主人公のhenriettaのフィギュア。
 非常に造形がお見事。

 そのデフォルメのフィギュア。
 シリーズの名前は忘れました。
 まぁ秋葉原てのはこういう気分を高めてくれる側面を持つ街なのです。
 むかしは単純に電脳だったらしいけど。


 待ち合わせには昔一緒にやったbandのvo.オオシロ氏出現。
 秋葉原の街をぶらぶらした後、ヨドバシにて4ヶ月前の誕生日を祝ったプレゼント交換をする。
 ガンプラ3つゲット。
 ボクは死んだほうがイイのではないだろうか。
 そのまま飲みへ。
 8000円位飲み食いした。
 というかほぼ「喰い」だな。
 その後お茶もした。
 話もいっぱいした。
 またね。


 そんなこんなで帰宅。
 京成船橋駅は見間違えるほど綺麗になって、乗り換えもちょっと便利になり、京成船橋駅前の路面店を目にする事もなくなった。
 そしてボクの部屋には未作成のキットが4つ積まれている。


american football / amaerican football

artist:american football  title:american football  label:polyvinyl
 イリノイ州にて1997年結成されたindie alternative rock bandの、1stにしてlast album。polyvinylから25枚目。
 繊細なgtアルペジオのレイヤーと、安定したba、軽やかでテクニカルなdrで構成された、シンプルながら非常に感傷的な1枚です。音の括りはindie post / alternative rock emoあたりで、言葉数は非常に少なく、只淡々と旋律が流れていくのだけど、気付かないうちにその中で懐かしい情景やセンチメンタルな記憶が蘇るのです。
 american footballはこのalbum1枚で活動を停止させてしまうのですが、フロントマンのMike Kinsellaはjoan of arc、owen、owlsで活動をしており、drのsteve lamonsはDMS、the geeseというbandで活動しています。pedro the lionやpinback、the appleseed castなどのus indieならではな、落ち着いていて綺麗な音を求めるヒトにお勧め。
 トランペットの音も哀愁が漂っていて素敵です。