sox diary

sox diary

showcase tour in japan。

 朝は起きた。
 御飯食べた後寝たりもしたけど。
 それから2時半くらいまで曲作り。


 最近ノウミソがtender foreverのthe soft and the hardcoreかなり酷くやられていて、参考までに取り入れてモノマネにならない程度に感化されつつ、今までよりも分かりやすい音楽表現を心がけ、ポップなチープトロニカ的手法で迫っていきたいのです。
 それ以前に内房線に乗ったときに思いついた曲があったのですが、実際に音の片鱗を具現化して組み合わせ、進行を作ってみたところ、非常に作為的な感じというか不自然な分かりづらい曲になってしまい、ボツにしてしまいました。
 ボクは曲作りに関してはあまり多産ではなく、曲として一気に出来るというよりも旋律やらネタやらが頭の中にちらついて、それらがある程度蓄積したときに一つ一つのアイデアの相性を考えて、進行をつくりそれを曲として肉付けしてきます。
 アイデアの大体はその時好きなもの(それは音楽だけでなく、本とか服とか)の影響を受けていたり、ずーっと前から一度はやってみたかった頭の中にこびりついたことだったりします。
 で曲の完成点てのは妥協とほぼ表裏一体なので、あまりこだわらずに終わったりします。
 というかそこからいろんな方向に転換できるだろうと思っているので、気楽に放って、気になったときにちょっといじってみたり、などと思っています。


 まぁんなことはどうでもイイわな。
 そんなこんなで今日の現場、渋谷o-nestに向かいました。
 元vo.オオシロ氏との待ち合わせには遅刻してしまいましたが、特になんか争うでもなく、スープカレーを食べることに。
 スープカレーはおそらくスパイスにこだわっている店などで食べるときっと美味しいのでしょうが、我々はリトルスプーンスープカレーが十分美味しいことを知っていて、なおかつ値段も手ごろだと思っているので、スープカレーを食べようというときは言わずもがなでリトルスプーンします。
 オオシロ氏は大盛り、ボクは普通盛りのチキン・野菜スープカレーを注文。
 夏野菜がしっかり入ってて美味しい(ニンジンはちょっと硬かったけど)。
 チキンもちゃんと煮込まれていて柔らかくてステキですね。
 そしてスパイスの効いた汁を一気に飲むのが気持ちイイです。
 ご馳走様。


 o-nest周辺はclubやらbarやらいろいろあるので、早い時間でも結構ヒトがたまっています。
 でいざo-nestへ。
 いつかはここでライブして見たいなぁ。
 でもお客さん全然呼べる気がしないや。
 狭いエレベータで6階、到着。
 階段下りて5階へ、到着。
 まだopenしてそんな時間がたってないのでヒトは少なめ。
 個人的に気になる4 bonjour's partiesさんのハマダさんを見たかったのでステージ前の横に陣取る。
 あのなんか小さいけど芯が強そうな感じがステキな気がします。
 と思ったけど、温かいコーヒーが飲みたくなったので急遽6階に戻って飲む。
 飲み終わる頃には4 bonjour's partiesさんのライブは始まっていて、とりあえずオオシロ氏がまってるところに行く。


 開放的管弦楽団バンド、4 bonjour's partiesさん。
 写真撮ってしまったので勝手にうpしてみます。

 以前her space holidayのライブで見たときより凛々しくなってらっしゃる気がします(失礼)。
 cdで聞いたとおりフワフワして柔らかく、浮遊感のある感じ。

 携帯のカメラ機能は駄目だなぁ。
 フィルタリングしたような風合いが自然に出るのは良いけれども。
 あとどんなバンドさんであってもドラマーさんを写すのはやはり難しい。
 いろんな楽器を使って楽しそうでした。
 ボクは出せるキーがフリーだから、トロンボーンの音好きですね。


 その後は2人electro hiphop、ausさん。
 そういえば以前yugoさんにcd勧めていただいたのはこのヒトタチのだったなぁ。
 おそらくkaoss pad2を用いているのか、vjを兼ねながらのライブで観ていて楽しい。
 ほぼインストのhiphopは縦横無尽にビートが刻まれつつ、ふんわりエフェクターがかかった優しいシンセ音がその上にのってとても気持ちが良かったです。


 次はboy in staticさん。
 from usの3ピース。
 シューゲイザー的アプローチで、生ドラムでなくサンプラー(しかも人力)のリズムを刻みつつ、いろんなリズム楽器を鳴らしていて面白かった。
 vo.のマイクが2本立っていたのだけど、片方はどう見ても電話の受話器で、しかもシールドが刺さってて、line6を途中で通っていてループが組まれているようでした。


 最後はlymbyc systymさん。
 key.とdr.の2人だけなんだけど、key.からなる轟音は物凄かったし、dr.も凄い力強くて、それでいてテクニカルだったので心底見とれてしまいました。
 2人は見た目ファッション雑誌のモデルでも出来そうなやんちゃな感じの(失礼)italyぽいamericanでしたが、ライブ自体は情熱的で感傷的でもあって、今回best actでした。
 ただバスドラの先っちょがライブ中2回も外れていたのが印象的でした(すげぇな)。


 アンコールでは今日出演の全員が登場して感動。
 イイモン見れた。
 あぁo-nest出てみたい。
 でもまだ無理だなぁ。


 オオシロ氏はとてもバンドがやりたくなったようでしたが、やはりいろいろな事情があるのでまぁどうだか。
 でもこういうの観るとやっぱりやりたくなりますわな。
 こないだたくちゃんをライブに連れて行ったときも「ライブやりたい」て言ってたし。


 そんなこんなで終電ギリギリで帰宅。
 体がタバコ臭くて凹む。
 ライブ帰りで一番嫌なのはこの臭いだなぁ。